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初夏のおとづれ
気温が一気に上がり、小さな生命どもが浮かれだす季節の到来。
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レンゲとスズメノテッポウのお花畑。
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みつばちたちが集っているのを見ると、レンゲの蜜の味を想起してがんばれがんばれと応援してしまう。
おれのために蜜集めてるわけじゃねえよ。すみません。

餅を包んでいないかしわの葉。
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桜餅の包装葉は食べるけど柏餅の葉をいただくツワモノはおられるのか。
塩漬けじゃないしなあ。

陽射しを受けて温まった石の上で休むアカタテハ氏。
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もっと細かい柄のヒメアカタテハは秋口によく見かけるのだが、アカタテハとの邂逅は比較的ランダムだ。
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なので、会えるとちょっと嬉しい。

ナルコユリとアマドコロとホウチャクソウの見分けができなくて毎年混乱する。
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そいで毎年確認しては「ああそうだった」と思うのだが、翌年にはまた忘れて途方に暮れるのだ。いいかげん学習したいです。
たぶんこれはホウチャクソウ。

アミガサタケの皆さんがけっこう派手に発生しており。
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これは採って集めたのではなく自然にこういう状態で生えてましてん。
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あまりのことに目が眩みかけたが、準備もしてないし散策開始直後で荷物を増やすわけにもゆかず、そのままにして立ち去る。

アマナの花でじゃれるニッポンヒゲナガハナバチのカップル。
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触角の短い方が女の子ですね。

くるみの仲間の梢を見上げるのが好きだ。
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葉の付き方のために一種同心円状の独特のテクスチャーが浮かび上がるのが楽しくて。

被写体ぶれはご勘弁。こちらはツマキチョウの追いかけっこ。
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名前の由来となった、翅の先端に黄色斑があるのが男の子です。

こちらはユリノキの高い梢に翅をやすめるモンキアゲハ。
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写真では白く見える模様は羽化直後から次第に黄色みを帯び、標本などをみるとなるほど紋黄アゲハだと納得する。
でも生体だといつも一瞬シロオビ? と頭に浮かんでしまうのだ。
しかしシロオビアゲハは基本的に南西諸島にしかいないのだ。
まあみごとに北上を遂げたツマグロヒョウモンの例もあるし、この調子で温暖化が進むと百年後くらいにはふつうに本州に分布してるかもね。

オトシブミがいっしょけんめい作った「落とし文」。
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3ミリほどのおおきさの虫は、自分の十倍以上はある葉っぱを器用に丸めて子どものためのゆりかごを作る。

ベニシジミはシジミチョウ界の"町娘"だと思っているよ。なにかおきゃんな感じで。
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地表近くを元気よく飛びまわっていたちいさなコガネムシたち。
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おそらくウスチャコガネの雄か。りっぱな触角がトナカイみたいだよ。

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林床の開けた一角に黄色い燭台が灯っていた。
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キンランだ。
今年も会えてうれしいな。元気そうでなにより。
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用水路ではカラスアゲハが呑気に水を呑んでいらっしゃる。
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ほんとに綺麗な蝶だと思うんだよこのひと。

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カナヘビのすぐ傍でおひげの手入れに余念のないニッポンヒゲナガハナバチの男子。
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背中に花粉の塊をつけた運び屋くんです。

カワトンボ透明翅型。
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カワトンボ褐色翅型のオス。
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全身が白っぽくみえるのは粉をふいているので、これはシオカラやコフキなどトンボ類のオスによく見られる現象でやんす。

カワトンボのペアリング。
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オスは尻尾の先でメスの首根っこを押さえるアクロバティックな体勢をとり、結果的に全体がハート型になっております。
まあラブラブ。

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結実したカラスノエンドウで翅をやすめるコミスジ。
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ひら~ひら~とゆったりしたペースで人の周りを飛び回るよ。

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水べりのジシバリとムラサキサギゴケたち。
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黄色と紫の春色のお花たちはもうそろそろ終わりが近い。

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そして新緑は梅雨を経て夏へと向かうのさ。
【2017/05/08 01:11】 | ネイチャー | page top↑
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