梅雨時、森の傘。
七月初旬、東京も京都も梅雨空が続いた。
人間ども的には微妙な天候だが、汎生物界としては水気はあった方がうれしい。
ここぞとばかりに浮かれだす連中もすくなくない。
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蓮の枯れた茎に翅を休めるクロイトトンボ。
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ヤンマ類のパトロールは雨天中止だったりするが、イトトンボはそこそこの雨ならふらふらと出てくる。
雨でも晴れでもふらふらしている。

引き続きあんまり黒くないクロシリーズ第2弾。クロハナムグリだよ。
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個体や光線状態によってはもちょっと黒い。でも黒っていうよりは薄橙色の模様の方が目立つ昆虫だ。

ベニタケの仲間。
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この連中は私レベルの半可通では現場での同定は不可能。
有毒のドクベニタケも含まれるのでうっかり食べようと思ったりしてはいけません。

蓮池で浮き藻に紛れてぶおおぶおお言ってるのはウシガエルくんです。
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こんなふうに顔を出しててもかすかな気配でどぷんと逐電してしまう。図体の割に異常なビビリである。

ヤマガラが木の幹にふんばっている。
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次の写真もそうだが、なんとなく剥製っぽく見えるのは鳥としてそういう仕様なのかカメラの描写なのか。
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シジュウカラ類としては割と大きくて動作も落ち着いており、それほど人を怖がらないので撮りやすい被写体だ。
昭和の半ば頃まではおみくじを引く芸で知られたが、現在は捕獲飼養ともに禁止されておりまするよ。

てのりニイニイゼミ。
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羽化したてなのか色味がなかなか綺麗です。それでも地味だけど。

潰した栗ぼうろに焦げたつまようじを差したようなキノコ。
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高さは数ミリ程度です。種類不明。キノコやけんねえ。

コガタスズメバチが枝にかじりついていた。
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この木には他にも5~6頭の本種がたかっており、おいしいのか巣材に適しているのかなんだかよくわからなかった。
まあでもうかつに近寄れねえだ。おらcoco先生とちごうてポイズンリムーバー携帯してねえだ。

ベニシジミの柄は個体差がはげしい。これは裏だけど。
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おきゃんな町娘っぽくて好きな蝶です。

おなじみのコオニヤンマ氏が石に止まっておられる。
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名前こそコオニヤンマだがヤンマではなくサナエトンボの仲間である。
うん、ヤンマはこういう休み方しないね。

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小さい虫が飛んできて葉の裏に止まるなあと思ったらゲンジボタルだった。
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鴨川の河川敷でも真昼間に出会ったことがある。光らないだけで昼間もわりと活動している虫だ。

なんか隠れとる。
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顔が見えないけどたぶんヤブキリさんですね。キリギリスに近い仲間にござる。

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今年度初ラミーカミキリ。ずいぶん遅かったなあ。
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柄や色味には若干の個体差があり、こいつは背中の顔がドクロっぽくてなかなか禍々しい。

遭遇、樹上のモリアオガエル。
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相変わらずなんともいえない存在感だよ。
この後お尻を蚊にさされてぼちゃんと下に落ちてた。蚊こええな。

仲良くこんにちは。
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これもベニタケ類ですね。

稲の葉に雨を避けるカノコガ。
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ぴちゃぴちゃ音がすると思ったらエナガが数尾水浴びに来ていた。
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松原さんの『エナガのねぐら』等で近年とみに人気の小鳥ですね。

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ドヤ顔。

日本の短い雨季を謳歌する生きものたち。
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もうそろそろ梅雨明けかな?
【2015/07/11 07:09】 | ネイチャー | page top↑
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