六月下旬の生物紀行(承前)
先週の続きだよ。
150627001.jpg
京都府立植物園のエキナケア(エキナセア)群生。鬼太郎に出てくる妖怪花みたいでなんだか凶々しい。

蓮の葉に休むショウジョウトンボとパトロール中のクロスジギンヤンマのニアミス。
150627002.jpg
前回クロスジを写し止められなくて悔しかったので意地で一眼レフ抱えて行ったのじゃ。
100枚くらい無駄にしてなんとかそれらしく撮れたのが下の一枚。でもブレた。
150627003.jpg
こればっかりはシャッタースピード上げればいいってものでもない。精進します押忍。

水を飲みに来たカラスアゲハがとても綺麗だった。
150627004.jpg

150627005.jpg
場所によってはそれほど珍しくない蝶だが、光線の加減で目の覚めるような金属光沢を放つ。
昆虫の発色はすげえよな。

とりあえず手の上で粗相をなさるのがドウガネブイブイさんのデフォルト。
150627006.jpg
カナブンに比べてまるい頭がちょっと可愛い。
漢字名「銅鉦蚉蚉」はゴツい四字熟語。東京あたりでは緑色のアオドウガネの方が普通の印象がある。

タイサンボクの大輪の花。直径は50センチに及び、樹木に咲く花としては本邦最大級である。
150627007.jpg
造型もその濃厚な芳香もホオノキの花に似ている。
柔らかなクリーム色の花弁は、このあと茶色いレンゲ(ラーメンの汁を掬う方)になって地表に落ちてゆく。

ヒマラヤスギのでっかい松ぼっくり。
150627008.jpg
手塚治虫『どろろ』に出てくる金小僧に似ていると思う。

今年も竹林に拡がる白いレースに出会うことができた。
150627009.jpg
昨年撮影したものは春のきのこイベントでアカダマキヌガサタケだろうとのご指摘を頂いた。
同じ場所に生えたものなので、これもアカダマさんなのかな。
150627010.jpg
うまくゆくともうちょっと綺麗に傘が拡がるはずなので、梅雨の前後にはできるだけ通ってみたい。

150627011.jpg

セリ科の花が大好きなアカスジカメムシ。
150627012.jpg
赤黒のしましまというスタンダールな色味が殺し屋くさいが、至って温和な虫である。

ショウジョウトンボの透明な翅に映る照り返しが好きです。
150627013.jpg

立派なヤナギマツタケの群生。
150627014.jpg
最近は食用として栽培もされている。
都市の街路樹などにも無造作に生えちゃう元気で姿のよいきのこだ。

コフキトンボの雄が雌の産卵を見守ってホバリングしている。
150627015.jpg
やんちゃなコシアキトンボが巡回してくるのをまめに追っ払っていた。

で、こちらがそのコシアキの男の子たち。休まず飛び続ける諸君なのでこんな写真が精いっぱい。
150627016.jpg
腰の部分が白く空いているように見え、「腰空きトンボ」の名を頂戴した。
そんなのは幻魔大戦に出てくるザンビの造型だよ。

コオニヤンマが花の上で休んでいたので指を出してみたらほいほいと乗って来た。
150627017.jpg
別段弱っている雰囲気でもなく、居心地が良かったらしい。
「ほほう、あれに見ゆるは二条城か」
150627018.jpg
いや君空飛んだ方が見晴らしはいいと思うで。
花の上に戻してやるまでしばらく私の中指の上で物見を楽しんでいた。

150627019.jpg

もうすぐ梅雨が明ける。
150627020.jpg
【2015/07/02 22:18】 | ネイチャー | page top↑
| ホーム |