出陣、東京の里山
coco先生と虫撮りのご友人を拉致しいつもの里山へ。
運転手は僕だ車掌はいない。
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中央道下りの渋滞が不安だったので早めに出たらぜんぜんセーフだった。
日頃のおこないの賜物であろう。
日頃のおこないが嵩じて到着5分後にはぬかるみに右足を突っ込んだ。

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ホソミイトトンボですかねこれは。

「これから何時間もの間、片足がギュッポンギュッポン言うんですね」
奇禍に遭ったわたくしに対する先生の慰めの言葉である。

ちなみにこの数時間後に左足も泥にはまっている。
帰途には両足なかよく土気色であった。トータルコーディネートというやつか。

ニホンアカガエルと思しき個体。
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こないだまであんなに不安定だった天気が先週になってカラッと晴れあがったため、フィールドはやや湿り気が不足している。
おかげで乾燥に弱い両生類分が全体に不足していた今回の踏査であった。
いたのはアカガエルとオタマばかりである。

そして先生に難なく捕獲さるるアカガエル。
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掌の上で特に抵抗する風でもなかったが、私が手を出すと貴様には用がないとばかり跳躍。
一瞬で薮の中に消えた。
なんだか悔しい。

この季節の山間に雅やかな淡紫を差す藤。
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新幹線の車窓などからでもぽつぽつ見られるので晴れた日には楽しみにしている。
ヤマフジだと思ってたけど近畿以西の分布なのだそうで、関東で見られるのは山に生えてても「フジ」なのだとか。

最初シオヤトンボの雌かと思っていたが、ハラビロトンボではないかとのこと。
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打水産卵を行い、その上を雄がパトロールするという行動が観察された。
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産卵の様子はcocoブログをどうぞだ。

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出っ歯、なおかつ空きっ歯というなかなか魅力的な面相の娘さんである。

ホウチャクソウの花の佇まいがなんか好き。
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サナエトンボの仲間のなにか。
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ちょっと頑張ってみたのだが、この角度からしか撮れていないためはっきり同定できず。
ここで適当なことを言うと、後から検索した人に要らざる混乱を与えてしまうのである。
生物クラスタでなくても一度くらいは、画像検索して出てきた結果に「これ××じゃないよ!」と眩暈を覚えた経験がおありじゃろ。
だから「何か」でお茶をにごしておくよ。

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この右手には清澄な水を湛えた湿地があり、シーズンにはゲンジボタルの乱舞がみられる。

売るほどいたカワトンボシリーズ。
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しかしなぜか無色翅型しか撮っていない。
セロファンのような橙色翅型にはことごとく逃げられてしまったのだ。しくしく。
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今回、生息は確認したのに逃げられて撮影できなかったものにシュレーゲルアオガエルとヤマカガシがいる。
あとウスバシロチョウが群舞していたのだが、そのあたりに適当な花がなく全然止まらないため、結局撮れずじまいだった。
悔しがっていたらcoco先生に
「止まらないのなら飛んでるところを撮ればいいじゃない」と言われた話はtwitterでも書いた通りである。
真理ですよ。真理ですけどねしくしく。

レンゲ畑が広がっていた。
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この里山でレンゲはあまり見た記憶がないので、今年は植えたということなのかもしれない。
好きな花なので大歓迎だ。

働き者のセイヨウミツバチさんたちがせっせと蜜を集めにくる。
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レンゲの蜜はたいそう美味なので頑張っていただきたい。

coco師匠をまねて飛んでいるハチを撮る練習。
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無慮百枚以上はシャッター切ってそれらしく撮れたのが数枚であった。
機材はほぼ変わらないので純粋に腕の差である。精進します押忍。

なんだかでかいのが飛んできたと思ったらキアゲハである。
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前翅の胸に近いあたりに30~60%くらいのアミが入ったゾーンがあるので、(ナミ)アゲハとの識別は比較的容易。
比べるとアゲハは思ったよりずっと白い。

この時期に山の入り口の方に咲いているキリ。
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秀吉の家紋なんかにある桐の花はこんななんですよ。

茂みの方でモズが騒いでいると思ったら、巣立ったばかりのヒナの世話をやいているのだった。
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くちばしに黄色い馬蹄斑ぽいのが見えるのは幼鳥のしるしだ。
薮の中でしきりに親を呼んでいる。
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「とうちゃん、めし、めし!」

で、こちらがとうちゃん。
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山の方からクロスジギンヤンマらしい影がつうっと飛んで出たなーと思ったら、すかさずこの父モズがしゅっと後を追った。
かわいいこどものためのごはんなのだ。昆虫食クラスタめ。
もっとも凶暴なる小鳥であるモズは虫に限らずカエルやトカゲ、同じ鳥でもシジュウカラくらいだったら捕えて餌にしてしまう。

ここでも越冬蝶テングチョウが日光浴中。
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相当ぼろぼろになってるけど、まだまだ元気だ。

杭にかじりつくキアシナガバチは、巣材の原料を削り取っている。
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木屑を唾液で固めて「紙」にし、巣をつくるのが蜂の皆さんの建築工程だ。
製紙法が発明される何万年前からやっていることだろう。
まあ蔡倫も西暦100年くらいの人なので相当むかしなんですけどね。

里山の周りには普通に人の生活がある。
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人の手が入って成立しているから「里山」なので、人間のくらしとは切り離せない景色なのだ。

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cocoさんもお友だちも、またぜひ来てくださいね。
【2015/05/04 00:31】 | 未分類 | page top↑
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