ホネホネの年の瀬
クリスマスの週をインフルエンザで潰すという離れ業を演じ、
気がつくと2009年も残り3日を割っている。
なんだかねえ。

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昨日は雑誌Rika-Tanの企画で、
今泉忠明先生と一緒に学習院高等科標本保管室にお邪魔して来ましたのだ。
学習院が明治大正年間に購入あるいは寄贈された標本無慮7000点を蔵する、
日本博物学黎明期の金字塔的な施設です。
ゾウの頭骨のラベルは「シヤム産」でした。タイやね。

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骨格標本や剥製をはじめ、内外の美麗な昆虫標本や無脊椎動物の液浸標本、
さらに貴重な化石鉱物類に至るまでがずらりと並ぶフロアは壮観。

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現在は絶産になっちゃったり、
山自体が閉山して採掘不可能な国産鉱物標本は感動もの。
名高い愛媛県市ノ川産の輝安鉱が、
数十センチサイズの単結晶と結晶塊と並んでましてね。
さすがに黒ずんでたけど、一人こっそり胸打たれておりました。

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企画のメインは骨格の進化説明に使用するための写真撮影のお手伝い。
皆で手分けして掃除したものを、
今泉先生の指示でカメラマン山岡さんが手際よく丁寧に撮影してゆきます。
人骨も撮りました。
なお、学習院は男子校であるこちらには女性の骨格標本、
戸山の女子校の方には男性のそれが保管してあるのだそうです。
純粋に学術的な理由なのか、もしくは特別な由来があるのかは知りません。

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有袋類の顎の骨の特徴とか鳥類の胸の竜骨突起の話とか、
面白くためになるお話満載の楽しい一日でございました。

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記事掲載は来春発売のRika-Tan3月号。
行きがかり上、不肖わたくし挿画を担当させて頂きますゆえよろしくです。

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さて、仕事すっか。あれ?
【2009/12/29 08:50】 | 未分類 | page top↑
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