広野は畳敷のようで
一週間のご無沙汰になっちまいました。

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先週は取材とか取材とか取材とか仕事とか仕事とか仕事とかで、
ちょっと本気で忙殺されてましてん。
第一変換候補は謀殺かMS-IME。

で、今回は日曜の取材先である新潟平野の風景をいくつか。

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息を呑んだのはとてつもない空の広さでした。
刈入れの終わった田んぼに佇むと、
自分の周囲の半径何百メートルかにわたって陽差しを遮る陰がない。
かすかに台風の気配を孕む風を避ける場所もない。
照られっ放しの吹きっさらし。

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水の残る用水路には魚影のほか、
おびただしい量のタニシやカワニナ、ドブ貝たちが棲む。
狷介な顔つきをしたシマヘビの仔にも会った。
だから小さな生物たちを餌とするサギ類が絶えず飛来する。

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田の合間にはところどころに畑が作られ、
トラクターはゆるやかな音を立てて畦道を曲がってゆく。

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小高い塚は土地の古い守り神だ。
古木の根元に祀られたお地蔵様は、ここいらの子供たちを、
その居場所の彼岸と此岸を問わず優しく見守り続けている。

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こんな時期に畦道を歩く人間の気配に驚いて、
ちいさなカエルたちがぴょこぴょこ跳ねては逃げてゆく。
草や土の色に応じてアマガエルの体色はさまざまだ。

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時折二両編成の電車が走り過ぎてゆく線路は、柏崎と新潟をむすぶ越後線。
踏切に待ち人の影はない。
もっとも、少し右手に行った国道と交差する箇所では車が列を作っている。

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アキアカネですかね。あまり赤くないけど。

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なんだか所在なさげに畦道を徘徊するヒバリ。
しばらく見ていたら、やがて歩き飽きたらしく舞い上がった。

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デコイ放り投げたみたい。

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今回の探索行の詳細は、例によって何号か後のRikaTanにて。
けっこうなタマシーのおせんたくになりましたよ、新潟日帰り取材。

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畳敷のような広野に秋風立つ。
【2009/10/27 02:58】 | 未分類 | page top↑
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