甲州街道はもう秋なのさ
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友人宅のベランダから見るパノラマは、
割合に見覚えのない東京だった。
甲州街道を30キロばかし西に下った先の景色である。

4家族総勢14人が集まり、わいのわいのと時間が過ぎる。
高校以来の友人どもだ。
遠慮も気兼ねもない。
私以外はたいがいカタギでそれなりに父親面もしているが、
あほ時代の友達と遊べばあほに戻る。
だから私たちは互いにあほづらしか知らないまま歳を重ねてゆく。

こどもらを遊ばせにわらわらと外に出て、
公園を探したが見つからない。
唯一の地元民であるIを自宅に残してきたのが我々の不覚である。
やむなく彼に携帯で連絡を取り、尋ねることになった。

S「もしもし、Iか。人生に迷うた。たすけてくれ」

見上げると10階のベランダで携帯片手に大きく右側を指さすIの姿があった。
おかげで人生に迷ったあほな大人たちは、
無事に公園に辿りつくことができたのである。

てんでに遊ぶこどもらを眺めながら、
あずまやで男3人だらだらとどうでもいい話をしていた。
はるか昔、神戸の名谷の噴水前でやってたこととそう変わらない。
あの頃は皆ツメエリ姿だっただけで。
人生の迷子になってる点も含めて。

首都高を逸れた先は、甲州街道もすっかり秋の装いだった。
そんな十月の週末。
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また遊ぼうぜ。
【2009/10/19 01:01】 | 未分類 | page top↑
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