お客様は何様です
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書評やら映画評やらラーメン評を見てると、
意外と頻繁に次のようなスタンスの論調に出くわす。

すなわち、
「自分は金払ったお客様であるから、何言っても構わない」。

これって一見筋が通ってるようで、そうでもないと思うんだぼかあ。

そのような立場を取ってる社会人あるいは学生の皆さんも、
誰かにお金を支払われて生活してるわけでしょ。
会社なり親御さんなり。

では、それらの組織や人物は君たちにとってカミサマですか?
上司やとーちゃんはお金をくれる人だから、
どんな仕打ちを受けても構わないと思ってますか?

思ってるんだったら結構です。
一貫した拝金主義のあなたには、立派に冒頭の理屈を振りかざす権利があります。

でも大概の人はそうは考えてない。
殊にお勤めの皆さんにとっては、得ている賃金は貴重な労働の対価です。
仕事の内容に不備があって責められるにせよ、
何を言われても仕方ないってとこまではなかなか自分を殺せない。
そこまでされる筋合いはないだろうとアタマに来るやね。

同じです。
700円という代金に対して店が提供すべき対価は、
ラーメン一杯で完結しています。
オプションで接客やサービス料は込みだけど、
好きに罵倒したり営業妨害してもいいという権利料は含まれていません。

金銭の授受が絡む現場は、すべからく取引です。
互いの立場を尊重してはじめて成立する関係でござるよ。

もちろん取引内容に問題があれば文句を言う権利はあります。
あくまで双方に。
お金は払った側が無条件に偉いってのは、無いです。
だって大家よりも態度のでかい店子って、決して多くないガネ。

「お客様は神様です」は接客する側の心得。
客が自称しちゃ、単なるクレーマーざんす。

*

夏風邪はやっぱり夏風邪で、とりあえずインフルではありまへんでした。
地道にもらったお薬飲んで治します。
押忍。
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【2009/07/19 06:39】 | 未分類 | page top↑
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