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オンガクがいっぱい
090212.jpg
深夜にiPodをシャッフルで聞いてて、

Doo THE HAMMER!(HALCALI)
オレンヂ・エビス(筋肉少女帯)
学級崩壊(相対性理論)
じーさんはいい塩梅(筋肉少女帯)
エレクトロ・ワールド(Perfume)

という一見無茶苦茶なコンボでなぜか不覚にも泣きそうになってしまった今日の日高です。
世の中には素敵な音楽がいっぱいあることだよ。

*

ちょっと前になるけど、
みのすけmeetsTHE金鶴@渋谷・公園通りクラシックスにお邪魔して来たのでした。

金鶴はキンツルと発音する。
ユニット名としては「金鶴」「天亀」の二択だったそうな。
天亀はあんまりだってんで金鶴になった次第。
佐々木貴、通称タボさんの行きつけの寿司屋さんとかの名前らしいです。

THE金鶴は、サイトの説明によれば
「佐々木貴、三柴理、Claraによる、ユニークな音楽ユニット」。
もっとも今回ステージ上に姿を見せていたのは、このうち三柴理ひとり。
残りの皆さんは裏方に回ってはったげな。

なのでぱっと見は「みのすけ&三柴理二人会」である。
何を隠そう筋肉少女帯メジャーデビュー当時のドラマーとピアニストのセッションだ。
この日はみのすけさんアコギ弾き語りだけどね。

みのすけ氏は筋少メジャー1枚目『仏陀L』発表後に脱退。
劇団健康→ナイロン100℃のメインアクターとして俳優の道を歩み、
また音楽活動も有頂天~ロングバケーションを経て、
現在はソロで続けたはります。
明日2月13日放送のラブシャッフルにゲスト出演されるらしい。
要チェックやで。

一方の三柴"江戸蔵"理氏はクラシック音楽に力を入れたいと、
筋少2枚目のミニアルバム『SISTER STRAWBERRY』を最後にやはり脱退。
ピアニストとして音楽の友ホールでコンサートを開いたりする傍ら、
大槻ケンヂのユニット『特撮』に参加したり、
OVA『戦闘妖精雪風』の劇伴を担当したりと幅広く不思議な活動を続けている。
耳に親しいあたりでは『さよなら絶望先生』アニメ第一期OP、
『人として軸がブレている』(大槻ケンヂと絶望少女達)の3番冒頭で鳴ってる、
すんげーカッコいいピアノは三柴さんです。

そうだ。三柴理のリリカルで暴力的なプレイは異常にカッコいい。
おとなしくないピアノが大好きな私にとって、神クラスの演奏者のひとりである。
1stソロ『ピアノのなせる技と神髄』持ってるもん俺。
ブルックナーやスクリャービンに混じって、
『大江戸捜査網のテーマ』が超絶技巧で弾きこなされているアルバムなんだ、コレが。

そんな二人が昨年9月の筋少20周年の武道館で久しぶりに顔を合わせ、
一緒になんかやろうぜってことで実現したのが、今回のライブなのだった。

武道館では楽屋が別々だったんで、
三柴「みのすけ何やってっかなーと思って訪ねて行ったのよ。
で、ドア開けて『みのすけのバーカ!』って叫んで、逃げた。
そしたら追っかけて来てさ」

男友達だよなあ。
小学生から成長してないっていうか。
俺もやるもん。こういうこと。
オッサンになっても「バーカ」って叫んで逃げられる友達がいるって、
とても幸せなことだよな。

そんな幸せな連中のセッションだ。
聴く方も幸せにならぬ筈があるものか。

セットリストは以下の通り。from公式サイト。

01 INVITATION 作曲/三柴 理
02 水の谺 作詞・作曲/みのすけ
03 創造 作詞・作曲/みのすけ
04 信仰のモチーフ 作詞・作曲/三柴 理
05 日常 作詞・作曲/みのすけ
06 ペテン師新月の夜に死す! 作詞/大槻ケンヂ 作曲/三柴江戸蔵、内田雄一郎
(休憩)
07 Sublimation(映画「二重心臓」メインテーマ) 作曲/佐々木貴、三柴 理、Clara
08 銀河鉄道の夜 作詞・作曲/みのすけ
09 正義の哲学 作詞・作曲/三柴 理
10 地図上にいない君 作詞・作曲/みのすけ
11 神様の悪ふざけ 作詞・作曲/みのすけ
(アンコール)
12 遠い声 作詞・作曲/みのすけ

豪快にして繊細な三柴氏の超絶ピアノに、
みのすけ氏の透明なギターと静謐なハイトーンボイスが被さって、
うまく言えないけど抒情とか綺麗とかって言葉では片付けられない、
押し寄せる波のような浮遊感のある音空間を作り上げていたよ。
一方の三柴ヴォーカルってのがまた凄くてさ。
野生化したジョン健ヌッツォっていうか。人喰いそうで。

合間合間の旧友トークがまた楽しい。
みのすけさんのフワッとしたボケに三柴さんが猛然と突っ込む、
あるいは三柴さんの乱暴なボケをみのすけさんがサラリと受け流す、
見事なコンビ芸を展開したはりました。
いやあ堪能したした。

ライブ後にみのすけさんにご挨拶させて頂く。
実に穏やかで飄々とした方でした。
しかし若い時分には
「大槻としょっちゅうケンカしてたよな。
間に入ってなだめるの大変だったんだから、俺」(三柴さん談)
だそうなので、正体はやんちゃな人なのかもしれない。

帰途、劇団を主宰されているHさんという女性と一緒になり、
恥ずかしながら初対面の相手に
「舞台芸術には敵わない」という持論を展開してしまった。
多分に演奏に中てられて軽く酔っていたのかもしれない。

メディアの本分は情報・体験の共有なのだが、
漫画や小説は相手が受信を開始する頃にはすでに送信終了しているのに対し、
舞台上でのライブパフォーマンスでは両者の体験が完全に一致するという話だ。
同じ時間と空間を共有するのだから、そのシンパシーは強い。

彼女は「なるほど、これはいい話を聞きました」とにまにま笑った後、
「でも、舞台が同時に相手できるのは目の前の限られたお客さんだけなんですよ。
漫画や小説、映画はどんどんたくさんの人を相手に広がってゆけるじゃないですか」
と言った。

あまりそんなふうに考えたことはなかったけど、
そうなんだな。
私たちは増殖可能なメディアを手にしている。
「ペンは剣よりも強し」の慣用句は、
モノカキは一度にたくさんの相手と戦えるってことをも意味しているのだ。

なんだか妙に心強くなった気がしたよ。
おう、オラもまだまだ戦えるで。
7DAYS WARたたかーうで。

*

音楽といえば石黒正数『それでも街は廻っている』5巻で、
紺先輩が歩鳥に聴かせてたCDにメトロファルス『Can Do』が混じってたのに驚いた。
驚いたあまりCD棚でホコリかぶってたの探し出して来てiTunesにぶち込んだよ。

働きまっす。
【2009/02/12 04:14】 | 未分類 | page top↑
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