アディオス7月
ご無沙汰しました。7月2回目の更新がまさかの月末。
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あきる野にcoco先生とご友人をお連れしたり学校の行き帰りに撮ったりとそれなりに活動はしてたんですが。
この業界には盆進行というやつがございましてね。
誰に弁解してるのかわかりませんが。
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なのでいつもよりちょっと枚数多いです。重たかったらご勘弁を。
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てなわけでcoco先生にご紹介したモリアオガエル。
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この地に足を運び始めてかれこれ15年。
こうやって成体はちょくちょく出くわすものの、樹上の卵塊を見たことがない。
なんか不思議だ。

難なく捕獲さるるモリアオさん。
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結構なトールサイズであることがお判り頂けましょう。
あと吸盤がおっきいよね。

オキナワシリアゲコバチだとハチマスターに教わる。
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他のハチに寄生する習性がある仲間なのだそうな。
この写真だとちょっとアウトフォーカス気味だが、後脚の形がおもしろい蜂である。

こちらはスジコガネ。
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なんてことない普通種だがちゃんと撮ってあげればキラキラしてるんだぜ。

リリースされた先程のモリアオだが、水中ではたいへんやる気がない。
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びろーん。

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「やる気ねえなあいつ」

おなじみの凶悪な顔はトウキョウヒメハンミョウ。
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人相は悪いがサイズは1センチ足らずで、これが飛んでると本当にハエにしか見えない。

結局とっとと水から出てしまうモリアオさん。
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陸に上がった両生類とかそういうキャプションを付けてやりたい。
基本樹上性なんですな。

これも普通種だが出会えると嬉しいゴマダラカミキリ。
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路上で吸水中のサカハチチョウ夏型。
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この翅の模様をV字でなく逆八と解釈したあたりが和風だのう。
春型にも逆八模様はあるが、色味がけっこう違うぞ。

これも夏型。葛の葉に止まるキタテハ。
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民家のアンテナで騒いでた謎の鳥。
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twitterで投げたところ、イソヒヨドリの幼鳥ではないかとのご指摘を複数受けました。
皆さんありがとうございます。ビバ集合知。

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色づく前のアキアカネっぽいですね。

トノサマガエル。
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なんだかんだで尻尾が引っ込んでそんなに経ってない亜成体だ。
オトナっぽく見えるのはちょっと背伸びしてんだよ。

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背伸びしてんじゃねえよけろけろ。

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なんだか涼しげに流されるアメリカザリガニ。

ちょっと人の上で脱がないで下さいよ。
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イネ科植物のたぐいにとまられるとウンカのたぐいにしか見えないニイニイゼミ。
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実際そんなに遠縁でもないしね。

アブラゼミは人間にとまります。
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っていうかアブラ今年もう3回拾ってる。

オニユリの花で羽化しちゃったアブラゼミ、の抜け殻。
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すっかりどこでも見られるようになったツマグロヒョウモンは基本的に人を怖がらない。
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緊張せずに撮れるモデルさんです。

ヤマアカさん半身浴。
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夏の日を透かすカノコユリ白花。
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フウセンカズラが蒼天に立ち上がる。
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生垣にやたらと渋い配色の虫がとまっていた。
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虻や蜂のように透明な翅を持つ、これは蛾の仲間だ。
コスカシバは「小さな透かし羽」。
オオスカシバの親戚のスモールサイズだと思えばよろしい。
なかなか精密な造型じゃありませんか。

街中で見かけるのとちょっと違う風情なのはコシアカツバメ。
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背中を向くと腰のへんが赤いのでこの名がある。
おうちはトックリバチやどろばちの巣のでっかいやつみたいのを作るよ。

今年はやけにキアゲハに会う。
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この日記の最初の一枚もそうだもんね。

こちらはアオスジアゲハたち。
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「若い頃は珍種や希少種に夢中になるが、歳を重ねるにつれ普通種が愛おしくなる」と書いたのは、
今の私よりぜんぜん若い頃の北杜夫である。
身近なものをちゃんと撮ってあげるのが楽しいんだ、おらあ。

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飛行中のギンヤンマを追い写し。
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おじさんの腕と機材ではこれが精いっぱいだよクラリス。

焼けた桟橋に影を落とすウチワヤンマ。
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お尻の先にウチワがありますでしょ。

暑い日に通りかかったらぐでーとなってたツバメの子ら。
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一週間後に見たらすごく凛々しく育っててびっくり仰天。
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だけどまだ巣立ちしてねえでやんの。
こんなナリしてかーちゃんに餌運んでもらってんだよ。

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「しょうがない子らだねえ!」

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さようなら7月。
うちらにとってのハイシーズンも折り返しを過ぎた感がある。
でもきっと8月はあっちゅー間なんだよ。いつものように。
【2016/07/30 19:29】 | ネイチャー | page top↑
七月、かえる・むし・きのこ。
文月突入。
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梅雨明けた話は聞かないし確かに雨も降るけどなんかもうぜんぜん夏。

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毎年撮ってる緑の中のショウジョウトンボの朱と、
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オオシオカラトンボ雄の青の好一対。

これはショウジョウの雌かな。
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アクロバティックな逆立ちポーズは暑さ対策だとか。警戒の姿勢かと思ってました。

アカガエルのこども。たぶんヤマアカ。
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実際にはカエルの子はオタマジャクシなわけで、これもカテゴリとしては大人なのかなあ。

まだこんなちびすけだよ。
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タマムシ顔負けのメタリックな光沢はアカスジキンカメムシ。
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カメムシといえば例のパクチー臭ですが、連中は危険を感じなければあのにおいを出しません。
比較的ともだち付き合いをしている身としては、滅多に嗅ぐことはないのでした。
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手のりにしてもにおわないよと主張したら、友人の漫画家にかめむしを手のりにする意味がぜんぜんわからないと言われた。
うん、まあ、そうか。

浅い水の底にのんびりくつろぐイモリさん。
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そんな彼を樹上から睨みつけるどてっとした影。
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はい、モリアオガエルです。
前回は卵塊のみの登場でしたが、こちらが親御さんです。存在感抜群。
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なんかこうもっと太い枝に掴まってもいいと思うんですけどね。

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梅雨の合間の竹林にレースのミニスカートが控え目に拡がっておりました。
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アカダマキヌガサタケ。
無印のキヌガサに比べるとスカート丈は短く、レースもちょっと粗いと申します。
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でも、やっぱり毎年この造型には惚れ惚れしますよ。

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眉というより髭が生えてるように見えるマユタテアカネの顔。
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カワラナデシコ七変化。
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うそです七変化しません。

メハジキの葉に目立つ模様をしたお尻のハチが休んでいた。
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トモンハナバチ。お尻の黄色い十個の紋で十紋花蜂。
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ところが雄ではこれが十二個ある。あと顔も黄色い。
写真だとわからないけどこの個体は男の子なのじゃった。

こちらはムモンホソアシナガバチ。
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独特の薄めの色彩が渋い。攻撃性はやや強いらしいよ。後で知ったけど。

森の方へと歩を進める。
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苔むした幹に貼りつくニイニイゼミ。
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あたりにはその声がこだましておりました。だからもう夏だって。

カナブンたちも樹液に群がってるし。
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群がってますのう。
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日の落ちた民家の塀で昆虫の王様を拾う。
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野生のカブトムシは養殖ものとぜんぜん違ってむやみに力強い。
先に「店で売ってる虫」として認識してしまった都会っ子は、フィールドで初めて会ったときの
「あっこれほんとに王様なんだ」という驚きを忘れかねて毎度同じことをコメントしてしまう。
たぶん来月や来年会ったときも言うと思うよ。

ライブコンポジット機能で撮影したホタルの光跡。
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なにしろ初めてだったのでいろいろ勝手がわからずずいぶん失敗した。
来年はもっと上手く撮りたい気もするがたぶんまた忘れてる。
別にそれでもいい。
肉眼で眺める時間を大事にすればいいと思う。
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気温はうなぎのぼり。
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どちら様も暑さには十分気をつけて、この夏を楽しみましょうぞ。
【2016/07/08 20:17】 | ネイチャー | page top↑
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