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彼岸の花火その他
仕事の隙を突いて近所に彼岸花を撮りにゆく。
彼岸だからね。
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秋のお彼岸、萩が咲くころに食べるからおはぎなのである。
春のお彼岸のころの花は牡丹なので、同じものを春にはぼたもちと呼ぶ。
そう教えてくれたのは銀玉親方こと山崎一夫さんだ。

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しかしそんな親方は、私が葦という植物は悪しと発音が同じなのを嫌ってヨシと呼ぶのだそうですよと言ったところ、
「ヒダカさんはものしりだねえ」と例の気のない様子で感心していた。

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アキアカネの群舞がはじまっていた。
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初秋の青空に映えるシオンの花に小さくて青いはなむぐりがむぐる。
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彼岸花はその佇まいにどこか不吉な陰を宿しているのが好きだ。
それは全身に陽光を浴びていてもなお払拭されることはない。
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その花の蜜はアゲハの仲間が好む。
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とくにクロアゲハが訪れているときのコントラストは美しい。
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同じ花を訪れた4頭のシルエットがくるくる天高く上ってゆく。
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喧嘩をしているのか遊んでいるのかはわからない。

「あれっここだけ地べたがやわらかいぞ」
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注意深いアキアカネは乗り移ってきてくれなかった。

ハラナガツチバチはキバナコスモスがだいすきだ。
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雄蕊を全身でかかえこんで夢中だが、ときどき顔をあげて花粉にまみれた触角のおそうじをする。
基本はきれいずきらしい。

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彼岸花と並ぶ大きな真紅の花はモミジアオイ。
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ここにも写り込んでいるように、葉がモミジ様をしているためこの和名がある。
大きな花が一輪ぽんと咲くことが多いせいもあり、どことなくノーブルな雰囲気がある。
タナトスの匂いはない。

ちょっと小ぶりのトノサマバッタに会えたよ。
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殿様の名はダテではなく、その威容は明らかに他のバッタもんとは一線を画する。バッタもんゆうな。

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根茎は有毒だが、飢饉に際しては毒抜きをして救荒食糧とし、ひとびとの命を救ったともいう。

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そういえば「うちの実家では食べてたよ」と話してくれたのも銀玉親方だった気がする。
ちがったらすみません。

ちょっと日本画のような色彩になったのは偶々です。翅をやすめるアゲハ。
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チョコっぽかったり和菓子ふうにも見えるガンタケ幼菌。
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シックな色合いを雁の羽にみたてて雁茸の名がある。
おっかないテングタケの一族だが、文献によっては食菌扱いになっているぞ。

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晴れた空をもつれ合いながら舞い上がるナミアゲハ3頭。
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まったく仲がいい蝶だ。それか喧嘩っぱやいか。

色んな蜂や蝶にもてもてのキバナコスモス。
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ツマグロヒョウモンおひとり様ご案内中。

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彼岸花が生得的に備える昏さについてはかつて単行本で四の五の考察したのでここでは繰り返さない。

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いま思うのは、やっぱり血の色だからかなということ。
白花や黄花を見るととくに不吉な感じはしない。但し個人的には魅力もあまり感じない。

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灼けつくような残暑の中で見る血の色の花は、たとえば原民喜『夏の花』を想起させて悲しいのだけれど。

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夕闇のせまる空をねぐらへと飛んでゆくコサギたち。
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この写真だとよくわからないが黄色い靴をはいていたので。

大型連休とやらが終わって九月も残り一週間。
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いつの間にやら今年も秋だ。
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【2015/09/24 02:47】 | 未分類 | page top↑
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