決して暇潰しではなく


調べものをしていてつい千葉県の難読地名に引っかかってしまった。

一部で知られているように千葉はコレの宝庫である。
いくつか例を挙げてみよう。
まずは有名どころから。

1.八街(八街市)
2.酒々井(印旛郡)
3.飯山満(船橋市)
4.不入斗(市原市・富津市)
5.匝瑳(匝瑳市)

1.やちまた
2.しすい
3.はさま
4.いりやまず
5.そうさ

この辺はまんずポピュラーな難読地名といえる。
微妙に矛盾した表現だなポピュラーな難読。
お次はちょっと頑張れば読めるかもの上級編。

1.安食卜杭(印旛郡)
2.百鉾(夷隅郡)
3.神々廻(白井市)
4.求名(東金市)
5.主基西(鴨川市)

1.あじきぼつくい
2.もふく
3.ししば
4.ぐみょう
5.すきにし

読めないか。
それではいよいよ絶対に無理があるシリーズ。
うっかり全部読めてしまったあなたは立派な千葉県民。
もう後戻りは出来ないよ。

1.廿五里(市原市)
2.小食土町(千葉市)
3.丁子(佐原市)
4.城下(匝瑳市)
5.三ケ月(松戸市)

1.ついへいじ
2.やさしどちょう
3.ようろご
4.ねごや
5.みこぜ

こうなると漢字から読みがほとんど推測できず、つまり当て字ですらない。
何のつもりでこの字でこの読みなのかもうさっぱりわからない。
さらに難読とはいえないかもしれないが、
一見普通の地名の振りして読み方が意表を突く罠も少なくない。

1.稲荷山(成田市)
2.先崎(佐倉市)
3.神久保(八千代市)
4.水口(長生郡)
5.幸田(松戸市)

1.とうかやま
2.まっさき
3.いものくぼ
4.みょぐち
5.こうで

また読む読めない以前に、すでに字面が地名とは思えないパターンも散見される。

1.於幾(山武郡)
2.傍示戸(山武郡)
3.文違(八街市)
4.木(流山市)
5.驚(長生郡)

1.おき
2.ほうじど
3.ひじかい
4.き
5.おどろき

山武郡が平成の大合併で山武市になったと思ったら、
サンブグンからサンムシになってしまったのも意味不明だ。
なして読み方まで変わっとるんじゃ。

どうせ他県も似たような状況だと思うなかれ。
確かにどこにでも大なり小なり難読地名は存在する。
しかし千葉のように、県内全域に亘って様々な難読や珍地名が分布するケースは珍しい。
疑うなら郵便番号検索でヨソの県の地名と読み方をざっと調べてみるといい。
実に素直なもんである。

このような現象が特に千葉で起きている理由はよくわからない。
たとえばこれが北海道や沖縄の場合、
いわゆる日本語とは異なる土着の言語体系が既に存在していたため、
当て字としての難読地名が発生するのは判る。
が、江戸に程近い房総の地になにゆえ複雑怪奇な固有名詞が大量に現れるのか。
おそらくは歴史的な要因なのだろう。
暇が出来たらちょいと調べてみようかね。

暇が出来たら、ね。
【2006/12/19 00:08】 | 未分類 | page top↑
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