バーン!おまえは死んだ!
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バーンバーン!と叫ぶ声がした。


誰かがイエローモンキーを歌ってる訳ではない。
古いねどうも。
いや先日コモディイイダでLOVE LOVE SHOWが流れてたもんで。
有線でかかる微妙に懐かしい邦楽って侮れなくて、
こないだも奥田民生『悩んで学んで』がしばらく脳内を回り続けました。
これを読んだ貴方もうっかり流れるがいい。

話を戻す。

往来で叫んでいたのは3〜4歳くらいの男子2人組だ。
ボールペンか何か細長いものを人に向けてバンバン喚いておる。
最初は保護者を狙ってふざけているのかと思ったが、
よく見ると標的はその辺の通行人である。
誰でもいいらしい。
無差別殺人だ。ボウリング・フォー・コロンバインだ。

いきなり見知らぬ小児に狙撃される被害者こそいい迷惑であり、
皆なんとなく居心地悪げな微苦笑を浮かべて通り過ぎてゆく。
無視されるまま犯人たちは殺戮の限りを尽くし続けていた。

やがて前を歩いていた二人連れの買い物客が倒された。
いよいよ私の番だ。
銃口は容赦なくこちらに向けられた。

少年が「バーン!」と叫ぶとほぼ同時に、
私は胸元を押さえ「ウウッ!」と呻き、
よろめいた。

もう一人の犯人は無邪気に他の通行人をがすがすうちころしている。
が、私を撃った方の少年は「えっ」という顔をしたまま動かない。
リアクションが返って来るとは思わなかったので、
ビックリしたものとみえる。

ただ、私がよろめきかけた一瞬、
「うわ、やっちまったよ俺!」という表情が走った気がしたのは。


うん。弾が当たると結構人は死ぬんだよ。
覚えておきなさいね。


タイトルはブラッドベリの短編から。
【2006/11/11 01:18】 | 未分類 | page top↑
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