終わる八月、終わらない夏
あのう気がつくともう八月終わるんですけど。まじすか。
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八月になるとガッコが休みなので毎週の上洛も沙汰やみになる。
いきおい関東地方を出ることなく日々を過ごしていたわけで、すると何だか天気わりいんですよ八月の東京。
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晴れ間をみてはちょこちょこと近場で撮りためた三十枚をご覧じろ。

ミソハギにやってきたトモンハナバチ。
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7月に京都で会ったのが初見だったのだが、東京でも会えるとは思いませなんだ。
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顔が白いのは男の子ですかね。

緑の上のあざやかな橙はナガメ。
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菜のかめむしで菜亀なんだそうな。他にミジカメもいるのかと思ったよ。
ウソです思ってません。

キオビツチバチが女郎花を訪れております。
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オミナエシに対してオトコエシという花があるのはなんだか微妙に納得がゆかない。関係ないけど。

桜の枝の上をつくつく言いながら歩き回るツクツクボウシ。
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歩きツクホである。マナー的にどうなのかは知らない。

キバナコスモスの雄蕊をよいしょと抱え込むムナカタハキリバチが可愛い。
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あざみの仲間のとげとげはジーンズの上から刺さるのだ。
デニムって意外と生地薄いよね…。

アキアカネが色づいてまいりました。
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オオスカシバ登場。先月紹介したコスカシバの兄貴分ですな。
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イノセントなお子には蜂と間違われがちだが、個人的にはハチドリに近い蛾だと思う。

葉裏に隠れるコフキコガネを日中シンクロで。
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くろめがちで可愛いこがねむしの仲間。

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ヒヨドリジョウゴの結実。

ちゃんと翅がお尻まで伸びたカマキリが出るようになると、もう晩夏だなあと思う。
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水は大切に。

オオシオカラトンボの眼は栗色。
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シシウドの花に襲来中のオオスズメバチ。
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津田七節先生の写真を見てから可愛いところもあるのだと知ったのだけどまあ普通に怖いです。
あの短くて太い棒がまっすぐに飛んでくると私の中のゴーストが逃げなさいと囁きます。

顔がおおきいうしがえる。
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おとなになったばかりのプロポーションですわ。
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こんななりして本当にビビリです。人の気配を察するときゅっと叫んで逃げます。
まあ食用ですしね。

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お盆を過ぎた頃に出会ったショウリョウバッタ。言うほど精霊馬に似てる気はしない。
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左に写り込んでるちっさい花はキツネノマゴ。これも晩夏にみる野草じゃのう。

機雷ふうなたたずまいのヤマボウシの実。食べるにはまだ早いかな。
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もうちょっと熟するとねっとりと甘い果肉が楽しめるぞ。

山手線の内側でルリモンハナバチに会えるとは思わなんだ。
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完全に油断しており、どうにか写せたのはこの一枚のみ。キバナコスモスが終わる前にリベンジしなければ。

その淡い色彩がどこかノーブルなジャコウアゲハの女子。
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葉の形が「田」の字に似ているからデンジソウ。
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デンジイエローとかデンジ犬アイシーとか関係ないです。

日没前の太陽の左側にあらわれた幻日。
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ビルの上の虹色がそうです。
条件が整えば右側にも出て3つの太陽が揃いぶみすると申します。
左幻日はさしずめ太刀持ちか。

オナガがぎえーぎえー騒いでおりました。
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なかなかどうして綺麗な色味のカラスの仲間です。

ごはんが貰えると思って近寄って来たカイツブリの幼鳥。
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水面に浮かぶ楕円形のフォルムが可愛らしい。
鳥まるめ欲をそそる。

かくて2016年の夏が過ぎ去ろうとしております。
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いやまだだ、まだ終わらんよ。
【2016/08/25 21:39】 | ネイチャー | page top↑
アディオス7月
ご無沙汰しました。7月2回目の更新がまさかの月末。
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あきる野にcoco先生とご友人をお連れしたり学校の行き帰りに撮ったりとそれなりに活動はしてたんですが。
この業界には盆進行というやつがございましてね。
誰に弁解してるのかわかりませんが。
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なのでいつもよりちょっと枚数多いです。重たかったらご勘弁を。
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てなわけでcoco先生にご紹介したモリアオガエル。
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この地に足を運び始めてかれこれ15年。
こうやって成体はちょくちょく出くわすものの、樹上の卵塊を見たことがない。
なんか不思議だ。

難なく捕獲さるるモリアオさん。
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結構なトールサイズであることがお判り頂けましょう。
あと吸盤がおっきいよね。

オキナワシリアゲコバチだとハチマスターに教わる。
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他のハチに寄生する習性がある仲間なのだそうな。
この写真だとちょっとアウトフォーカス気味だが、後脚の形がおもしろい蜂である。

こちらはスジコガネ。
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なんてことない普通種だがちゃんと撮ってあげればキラキラしてるんだぜ。

リリースされた先程のモリアオだが、水中ではたいへんやる気がない。
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びろーん。

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「やる気ねえなあいつ」

おなじみの凶悪な顔はトウキョウヒメハンミョウ。
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人相は悪いがサイズは1センチ足らずで、これが飛んでると本当にハエにしか見えない。

結局とっとと水から出てしまうモリアオさん。
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陸に上がった両生類とかそういうキャプションを付けてやりたい。
基本樹上性なんですな。

これも普通種だが出会えると嬉しいゴマダラカミキリ。
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路上で吸水中のサカハチチョウ夏型。
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この翅の模様をV字でなく逆八と解釈したあたりが和風だのう。
春型にも逆八模様はあるが、色味がけっこう違うぞ。

これも夏型。葛の葉に止まるキタテハ。
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民家のアンテナで騒いでた謎の鳥。
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twitterで投げたところ、イソヒヨドリの幼鳥ではないかとのご指摘を複数受けました。
皆さんありがとうございます。ビバ集合知。

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色づく前のアキアカネっぽいですね。

トノサマガエル。
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なんだかんだで尻尾が引っ込んでそんなに経ってない亜成体だ。
オトナっぽく見えるのはちょっと背伸びしてんだよ。

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背伸びしてんじゃねえよけろけろ。

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なんだか涼しげに流されるアメリカザリガニ。

ちょっと人の上で脱がないで下さいよ。
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イネ科植物のたぐいにとまられるとウンカのたぐいにしか見えないニイニイゼミ。
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実際そんなに遠縁でもないしね。

アブラゼミは人間にとまります。
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っていうかアブラ今年もう3回拾ってる。

オニユリの花で羽化しちゃったアブラゼミ、の抜け殻。
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すっかりどこでも見られるようになったツマグロヒョウモンは基本的に人を怖がらない。
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緊張せずに撮れるモデルさんです。

ヤマアカさん半身浴。
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夏の日を透かすカノコユリ白花。
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フウセンカズラが蒼天に立ち上がる。
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生垣にやたらと渋い配色の虫がとまっていた。
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虻や蜂のように透明な翅を持つ、これは蛾の仲間だ。
コスカシバは「小さな透かし羽」。
オオスカシバの親戚のスモールサイズだと思えばよろしい。
なかなか精密な造型じゃありませんか。

街中で見かけるのとちょっと違う風情なのはコシアカツバメ。
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背中を向くと腰のへんが赤いのでこの名がある。
おうちはトックリバチやどろばちの巣のでっかいやつみたいのを作るよ。

今年はやけにキアゲハに会う。
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この日記の最初の一枚もそうだもんね。

こちらはアオスジアゲハたち。
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「若い頃は珍種や希少種に夢中になるが、歳を重ねるにつれ普通種が愛おしくなる」と書いたのは、
今の私よりぜんぜん若い頃の北杜夫である。
身近なものをちゃんと撮ってあげるのが楽しいんだ、おらあ。

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飛行中のギンヤンマを追い写し。
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おじさんの腕と機材ではこれが精いっぱいだよクラリス。

焼けた桟橋に影を落とすウチワヤンマ。
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お尻の先にウチワがありますでしょ。

暑い日に通りかかったらぐでーとなってたツバメの子ら。
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一週間後に見たらすごく凛々しく育っててびっくり仰天。
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だけどまだ巣立ちしてねえでやんの。
こんなナリしてかーちゃんに餌運んでもらってんだよ。

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「しょうがない子らだねえ!」

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さようなら7月。
うちらにとってのハイシーズンも折り返しを過ぎた感がある。
でもきっと8月はあっちゅー間なんだよ。いつものように。
【2016/07/30 19:29】 | ネイチャー | page top↑
七月、かえる・むし・きのこ。
文月突入。
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梅雨明けた話は聞かないし確かに雨も降るけどなんかもうぜんぜん夏。

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毎年撮ってる緑の中のショウジョウトンボの朱と、
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オオシオカラトンボ雄の青の好一対。

これはショウジョウの雌かな。
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アクロバティックな逆立ちポーズは暑さ対策だとか。警戒の姿勢かと思ってました。

アカガエルのこども。たぶんヤマアカ。
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実際にはカエルの子はオタマジャクシなわけで、これもカテゴリとしては大人なのかなあ。

まだこんなちびすけだよ。
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タマムシ顔負けのメタリックな光沢はアカスジキンカメムシ。
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カメムシといえば例のパクチー臭ですが、連中は危険を感じなければあのにおいを出しません。
比較的ともだち付き合いをしている身としては、滅多に嗅ぐことはないのでした。
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手のりにしてもにおわないよと主張したら、友人の漫画家にかめむしを手のりにする意味がぜんぜんわからないと言われた。
うん、まあ、そうか。

浅い水の底にのんびりくつろぐイモリさん。
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そんな彼を樹上から睨みつけるどてっとした影。
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はい、モリアオガエルです。
前回は卵塊のみの登場でしたが、こちらが親御さんです。存在感抜群。
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なんかこうもっと太い枝に掴まってもいいと思うんですけどね。

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梅雨の合間の竹林にレースのミニスカートが控え目に拡がっておりました。
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アカダマキヌガサタケ。
無印のキヌガサに比べるとスカート丈は短く、レースもちょっと粗いと申します。
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でも、やっぱり毎年この造型には惚れ惚れしますよ。

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眉というより髭が生えてるように見えるマユタテアカネの顔。
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カワラナデシコ七変化。
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うそです七変化しません。

メハジキの葉に目立つ模様をしたお尻のハチが休んでいた。
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トモンハナバチ。お尻の黄色い十個の紋で十紋花蜂。
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ところが雄ではこれが十二個ある。あと顔も黄色い。
写真だとわからないけどこの個体は男の子なのじゃった。

こちらはムモンホソアシナガバチ。
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独特の薄めの色彩が渋い。攻撃性はやや強いらしいよ。後で知ったけど。

森の方へと歩を進める。
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苔むした幹に貼りつくニイニイゼミ。
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あたりにはその声がこだましておりました。だからもう夏だって。

カナブンたちも樹液に群がってるし。
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群がってますのう。
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日の落ちた民家の塀で昆虫の王様を拾う。
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野生のカブトムシは養殖ものとぜんぜん違ってむやみに力強い。
先に「店で売ってる虫」として認識してしまった都会っ子は、フィールドで初めて会ったときの
「あっこれほんとに王様なんだ」という驚きを忘れかねて毎度同じことをコメントしてしまう。
たぶん来月や来年会ったときも言うと思うよ。

ライブコンポジット機能で撮影したホタルの光跡。
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なにしろ初めてだったのでいろいろ勝手がわからずずいぶん失敗した。
来年はもっと上手く撮りたい気もするがたぶんまた忘れてる。
別にそれでもいい。
肉眼で眺める時間を大事にすればいいと思う。
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気温はうなぎのぼり。
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どちら様も暑さには十分気をつけて、この夏を楽しみましょうぞ。
【2016/07/08 20:17】 | ネイチャー | page top↑
雨の日のむし遠足
梅雨は日本の雨季ですか。
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coco先生と津田七節先生とご一緒した、絵描きのむし遠足の記録その他。

※なお今回具体的な撮影地はなんとなくぼやかしてあります。悪しからずご了承ください。

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雨の朝、妙に渋い佇まいの雨蛙が中空を睨んでいたよ。

池の上に伸びた枝にたわわに実るモリアオガエルの卵塊。
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まだ遠くに行ってないのでは、と親の姿を探したが見つからなかった。おとなは色々忙しいのだ、きっと。

近くの木で羽化するギンヤンマをスローシンクロ。
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ソフトンIIな効果は狙ったものではなくレンズが曇ってただけ。でもイキにしてみましたよろしく。

キーノコ人間(筋肉少女帯『マタンゴ』曲中の発音で)
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雨に濡れた瑞々しい緑色にぽつんと鮮やかな朱の点。
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本邦最小種ハッチョウトンボの雄である。

こちらは雌。
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大きさを比較するために1円玉を並べようとしているのだが体勢に無理があってこんなんなってしまった。
考えたらひとりじゃないんだから1円玉かカメラがどっちか持ってもらえば良かった。
そんなことより要するにとっても小さいトンボです。

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地面にちまちま並ぶ小さい穴はコハナバチやツチスガリの巣なんですよ。
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と、coco先生に教わる。
コハナバチは名前のように小さいはなばちだが、ツチスガリはそれよりひと回り大きい寄生バチである。
要するにコハナバチはツチスガリにとって獲物なのだ。
「待ってると穴からツチスガリが覗きますよ」

ひょこっ。
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ほんとだ。

杭の中程に止まっているまるいものはマルウンカ。
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だと、両先生に教わった。ひゃーウンカなんだこれ。テントウムシかなんかかと思った。
イノセントな皆さんにはものしりのように思われたりする日高だが当然ながら知らないことの方が多い。
こんなおっさんになっても世界はまだまだふしぎに満ちております。

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スジクワガタの雄では、と津田先生。
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いやこれ知らないとコクワガタだと思いますよ。コクワも好きだからいいんだけど。
当人が「コクワじゃねえよ!」と突っ込むかもしれないしさ。

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トノサマガエル重役出勤。
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東京では見られませんからね、純正トノサマは。

かえるその2・手乗り。
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かえるその3・保護色。
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山道をどたばた慌ただしく横断するオサムシ。
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鞘翅のメタリックな構造色が美しい。
この仲間は個体差やら地域亜種やらがややこしいのでただオサムシとしておきます。
手塚先生はどんなオサムシを考えてらしたのかな。

実は初見のヘビトンボ。
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得体の知れない和名だが、蜻蛉にも似た羽に蛍光イエローのドットを散りばめる繊細で美しい造型の虫だ。
今回会えて嬉しかった相手のひとり。

そしてこちらも初見、なかなか会えないグンバイトンボ。
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ここにも写っている、雄の中脚と後脚の平たく拡がった脛節を軍配に見立ててその名がある。

その連結。
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撮ってるときはモノサシトンボの交尾だとばっかり思っていたが、よく見ると雄は胸元に軍配を畳んでいる。
へええ。

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これもオサムシ同様どたばたと地面を走りまわるニワハンミョウ。
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ナミハンミョウに比べるとやや地味だが、それでも十分格好良く美しい甲虫だ。

人相はすこぶる凶悪。
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手渡そうとしたcoco先生の指にこの巨大な大あごでがぶりと噛みついていた。
たぶん先生翌朝目を覚ますと巨大な毒虫に変身しておられたのではないかと思う。
なおいわゆる「ハンミョウの毒」と呼ばれるものはツチハンミョウやゲンセイの持つ毒成分であり、
本種は凶悪なだけで毒はありません。たぶん。

エゴノキの結実。
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こちらはサポニンを含み、ちょっと毒です。

ずんぐりとちっちゃ可愛いムツボシタマムシ。こちらも初めてのお客さんでした。
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体長1センチ足らずのとてもちいさなタマムシの仲間。
小さくてもこの複雑な構造色の美しさ。
生命の持つ輝きはすごいなあと思うよ。

さらに今度は中サイズのアオマダラタマムシ。
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どちらかといえば赤系。津田先生は正しく青系の個体に会ったことがあるそうで、個体差の範囲内ぽいです。

ちょっと手に乗ってくれた。
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この連中は太陽が出ているとだいたいすぐそちらへプ~ンと飛んで行ってしまうのだが、
幸か不幸か曇天だったためしばらく逗留して下さった。

いやいや両先生ありがとうございました。
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たいそう楽しい遠足でした。
またぜひご一緒させて下さい。
【2016/06/16 21:49】 | ネイチャー | page top↑
五月の花とちょっと虫おさらい。
水無月になりんした。
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6月はいつも魔の月、と歌ったのは30年前のZELDAだ。
つってもまだ6月の写真はあまりないので、5月の京都で撮りためた分を閲する。

旬のバラ園に足を運んだ。
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バラ自体の造型や香りも好きなのだが、花園を訪れる虫たちも好きだ。

えいやっ。
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こちらあまり見覚えのないまっ黒な蜂だ。
おなかが黄色いのは花粉。
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はてはて誰だろうと思っていたら例によって蜂マエストロ がすでに回答をアップしていた。(5月21日分参照のこと)
通称スミゾメハキリバチと呼ばれるこの蜂は、ムナカタハキリバチの雌なのであった。
そういえば前回のハラビロトンボは雄が黒かったなあ。
虫はいろいろふしぎだよ。ざっくりとした結論。

バラ園のトンボというのも微妙にふしぎな取り合わせではある。
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もっともこちらは肉食昆虫なので、獲物となる他の虫さえいればどこでも現れる可能性がある。
保護色みたいになっているが、まあショウジョウトンボでよろしいですかね。

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こちらは可愛いなりして極めて獰猛なる肉食鳥類のモズさんです。
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そのへんの経緯は手塚先生の『鳥人大系』を読まれるがよろしかろう。

タイサンボクのおおきな花が咲いたよ。
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個人的にマグノリアの仲間としてはホオノキに次いで好きな強い芳香を放つ。

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カラスアゲハはいつ見ても美しいのう。
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京都では何度かお目にかかっているヨツボシトンボ。
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全国的にはもう希少種になりつつあると聞く。

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なにげなくハナショウブを眺めていたら、またお腹の黄色い黒いハチが遊びに来た。
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スミゾメハキリバチだ。もう覚えた。ムナカタの方はいまいち覚えられませんコーチ。

クロイトトンボ対クロメダカ。いやたたかいませんけど。
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メダカの方が大きいなしかし。

水底にざりがにの気配があるとかるく胸が躍ってしまうのは。
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子どもの頃の記憶の名残りやねえ。

この怪獣はミナミイシガメではなかろうか。
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現場ではクサガメかと思ったけどなんかちがう。東京では見たことがない気がするし。
識者の意見をば求む。

オオシオカラトンボの男の子。
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と、女の子。
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本種の場合雌の方が見分けやすい気がするだ。

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今年もカラムシの薮にラミーカミキリさん御一統が現れた。
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例年よりすこし早いように思う。すこしだけ。

伊達者はおひげの手入れに余念がない。
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おなじみコミスジ君かと思ってたら、どうもホシミスジらしい。
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これも関東では稀な種類だとか。
ミスジチョウの仲間はどうも現場で同定しかねるが、べつに学術的な調査ではないのでなんとなくミスジチョウだと思っていることにする。
なんならチョウかガだなあ、でもいいと思う。

キンシバイに襲来するクマバチ女子。
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お顔が花粉だらけですぞ。いつものことだけど。

へんちくりんな造型のニゲラの花が大好きで、いつも見かけると撮ってしまう。
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これ結実してもへんちくりんなんだよ。ふふふ。

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ちらりと翅を開いてみせてくれたムラサキシジミの雄。
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チラリズム男子か。

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さて六月。
今月は湿地行くよ、湿地。
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【2016/06/05 00:11】 | ネイチャー | page top↑
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