晩秋
さあ2016年も11月20日だよ。あと40日足らずだよ。
161120001.jpg
この季節の、変身途中の紅葉のたぐいが好きなのでだらだら並べてみる。

161120002.jpg

蒼天に映えるカラコギカエデの結実。
161120003.jpg
漢字表記は鹿子木楓なので首をかしげるが、正しく「カノコギ」が訛って「カラコギ」になったとされている。
樹皮が鹿の子模様を示すことに由来するそうな。
それにしても妙な訛り方だと思う。

フウの巨木を見上げる。
161120004.jpg
楓と書いてしまうとカエデと読んでしまうのだが、フウはフウなんだよ。

161120005.jpg

カツラの黄葉。
161120006.jpg
この状態になると独特の芳香を放つ。
キャラメルのような甘い匂いと形容されることがあるが、個人的には煎餅を焼く香りにしか思えない。

161120007.jpg

完熟のナツアカネ。ぜんぜん夏じゃないけど。
161120008.jpg
よく似たアキアカネはこんなに胸までは赤く染まらない。

161120009.jpg

モズくん。これは男の子だからね。
161120010.jpg

161120011.jpg

161120012.jpg

キタテハ冬型。
161120013.jpg
このままの姿で冬を越す蝶です。
冬型はちゃんと黄色いタテハに見える。夏型はもっとずいぶん黒っぽい。

161120014.jpg

まったく紅葉してない葉も、それはそれで瑞々しく美しい。
161120015.jpg

161120016.jpg

161120017.jpg

161120018.jpg

カモたちのTAKE OFF。
161120019.jpg
この場合離陸じゃなくて何というんだろう。

161120020.jpg

161120021.jpg

池に面した一株が綺麗に赤く染まっていた。
161120022.jpg

朱に染まる水面を見つめるアオサギ。
161120023.jpg

161120024.jpg
ハゼの樹もだいぶ色づいた。

カマキリの通せんぼ。
161120025.jpg
指を出してみたらびっくりしてどたばたと走って逃げてしまった。
どうも近頃のカマキリは及び腰でいかん。

161120026.jpg

161120027.jpg

161120028.jpg

161120029.jpg

今月末、大阪ロフトプラスワンウエストのきのこ&水草水槽トークに出演します。
https://twitter.com/mokizo/status/797046602565156864
水草水槽サイドではあのタナカカツキ先生も登壇。ドキドキするぞ。

161120030.jpg
そして冬が来る。
【2016/11/20 03:39】 | ネイチャー | page top↑
甲州街道はもう秋なのさ
毎年言ってるが、9月から年末までの四ヵ月は体感的にふた月くらいしかない。
161021001.jpg
しかも次第に加速度を増すものだから堪らない。気がつくとあっちゅー間に年末である。

ツイッターやらFBの方では急ぎ告知したけど、再掲。
SF作家の宮内悠介さんとの対談記事が掲載されたCREA11月号(文藝春秋)が出たのも、もう2週間前である。
https://twitter.com/mokizo/status/784018325877567491
ご指名を頂いての登板でありめちゃめちゃ恐縮した。
かつて拙作(しかも今のところ生涯唯一の小説作品)に触れられた思い出を伺い、この新しい才能が生まれるなにがしかのコヤシになったのであれば、物書きの端くれとしてこれに過ぎたる幸せはないなと本気で思った。
高密度の知識と縦横無尽の着想が横溢する宮内作品、皆さんにもぜひ読んで頂きたく思います。
最新作は『スペース金融道』。

お察しかと思いますが彼岸花はほぼひと月前の撮影。
関東あたりではだいたい本当に秋彼岸の頃に盛りを迎えるので、実に律儀な花である。
161021002.jpg
9月の東京はむやみに雨空であり、仕事でばたばたしていたこともあってちっともフィールドに出られなかった。
彼岸花だけは無理矢理小石川に見に行ったのだが、あまりの湿度にレンズが曇った。
そのまま撮影したソフトフォーカス写真が上の1枚。

161021003.jpg
なお、来たる25日には信濃毎日新聞連載中から挿画を担当させて頂いた北尾トロさんの『猟師になりたい!』が角川文庫化。
https://www.amazon.co.jp/dp/4041047706/
「猟師」になるためのノウハウからその実態、ありように至るまで、あくまで柔らかい筆致で書き出された好著ですよ。

本といえば。
このブログでお馴染みのcoco先生からケイト・ウィルヘルム『翼のジェニー』をご恵贈いただきましてよ。
https://twitter.com/mokizo/status/788024024097955840
改めましてありがとうございます!

などとたまに近況を絡めてみたりして。
本来ブログってそういう感じですやね。たいがい皆SNSの方がアクティブになっちゃってるけど。
まあ私の場合、生きもの写真はこちらにまとめて載せるシステムにして一応の両立を図ってはおります。
だもんで、夏が終わると(ただでさえ更新頻度が高くないのが)ますますスパンが開いてしまうわけで。
「この広告は1か月以上更新がない…」が出てきはるんやね。今回も常駐させてしまいました。とほほ。

161021004.jpg
これはコノシメトンボかな。ノシメにしては小さい気がするよ。

161021005.jpg

トキナーの反射望遠で写したシジュウカラ。リングボケが印象的。
161021006.jpg
安価なレンズでありコントラストもやや低めだが、コンパクトだし何より撮っていて楽しい。
ボディ側の強力なブレ補正で安心して使える超望遠。但し絞れないのでピントは思いのほかシビアやで。

普通の望遠ズームで。
161021007.jpg
この鳥の色味ってほんと好き。

見かけるとつい撮ってしまうヒヨドリジョウゴの結実。
161021008.jpg

アキアカネ。
161021009.jpg

こちらはマユタテアカネかな。
161021010.jpg
どちらも翅の先にちょっとだけ差した紅がすてきだと思う。

夕方の三日月。
161021011.jpg

161021012.jpg
秋はゆふぐれ、と清少納言は語った。
雨の多かった9~10月だが、何度か尋常ならざる色彩の夕景を目にしている。
平安朝とは既に暦も大気の状態も違うのだろうけど、ひとの感性はそう変わっていないのかもしれない。

161021013.jpg

161021014.jpg
ニャーン。

ハナツクバネウツギに吸蜜するオオスカシバ。
161021015.jpg
よいしょと両手で花びらを押さえてるのがなんだか楽しい。

ホトトギスの花に来ているホシホウジャクはひとまわり小さい。
161021016.jpg
身軽にホバリングしながらストローを伸ばしている。

京都府立植物園のイカルは相変わらず高い梢から降りてこない。
161021017.jpg
わりあい大きい鳥なのでそれでも見つけやすいが、もうちょい近くに来てくれんかなあとも思う。

161021018.jpg
植栽の姫りんご。

今年はツマグロヒョウモンの次にたくさん会った気がするテングチョウ。
161021019.jpg
この季節のセイタカアワダチソウは虫たちには人気の花ですね。
定期的に地回りのスズメバチに蹴散らされてたけど。

161021020.jpg

シジュウカラの群れによく混じっている、ちいさな啄木鳥のコゲラ。
161021021.jpg
固い尻尾で身体を支え、突っつく狙いを定めているところかな。

161021022.jpg

161021023.jpg

美しいセンチコガネに出会った。
161021024.jpg
たいへん元気な個体で、手乗りにしようとしたら指の間をがぶがぶ噛んで来た。
大して痛くはないものの写真が撮れないので石の上に下ろしてやる。
落ち着いておひげの掃除など始めたところを1枚。
なお、知ってる人はやらないと思いますが本種を手乗りにするのは積極的にはお薦めしません。

人に慣れることで知られるヤマガラは、イカルと違って平気でそのへんに降りてくる。
161021025.jpg

でも、だからって安易に餌付けしちゃだめですよ。
161021026.jpg

サトウハチローによって見つけられるちいさい秋の中で、口笛を吹いて呼ぶ鳥。
161021027.jpg
これでもシジュウカラクラスの小鳥なら平気で早贄にしてしまう獰猛な肉食鳥ですからね、モズさん。

161021028.jpg
アカメガシワの幹に留まっていたハラビロカマキリのシルエット。
鎌を揃えて獲物を待つ姿が祈りに見立てられて来た敬虔な殺し屋。

161021029.jpg
本稿のタイトルはRCサクセションの古い曲名。
今回の写真と甲州街道はまったく関係ありません。
あきる野の里山の帰りによく走るけど。この秋はまだ行けてないからなあ。

札幌では初雪を観測したと聞く。
161021030.jpg
そしてもうすぐ冬の足音。
【2016/10/21 18:00】 | ネイチャー | page top↑
夏休みが待ち遠しい
夏の終わりの里山詣で。
160904001.jpg
今夏の総括でちょっと写真は多めの40枚だよ。

いつも擬木をステージに。
160904002.jpg
薮と路を隔てる柵の上が悉くカエルたちの休憩所になっていた。
陸に上がってまもない亜成体は、これはカジカガエルかなあ。
160904003.jpg
けろっ。

こちらはおなじみのアマガエル君。
160904004.jpg
正面顔をみるたびに鼻の穴が気になって仕方がない。

おみなえしから顔を上げたコモンツチバチ。
160904005.jpg
この仲間は蜂独特のスマートさが微塵もなく、なんかもっさりしててそれはそれで楽しい。

樹上のハラビロカマキリ氏と目が合った。
160904006.jpg

160904007.jpg
脇の楕円形の白斑がハラビロ一族の家紋。
居候としておなかの中にハリガネさんを仕込んでいることがあります。きをつけよう。

こちらはハラビロでなく無印のカマキリ(チョウセンカマキリ)。
160904008.jpg
複眼なので瞳はないはずなのに黒い点でこっちを横目に見ております。
この黒点は偽瞳孔と呼ばれ、カマキリ以外にもトンボ等いろいろな昆虫で観察できます。
なんで偽瞳孔が見えるのかについてはこのページがすごくわかりやすく説明していたのでリンクしちゃうよ。
読むといいよ。

160904009.jpg

漆黒の翅に対してメタリックに輝く胴体を備えたハグロトンボの雄。
160904010.jpg
四枚の翅をひらひらさせる幽玄な飛び姿が親しまれ、さまざまなローカル名をお持ちです。
「極楽とんぼ」はこの虫を指すのだとか。おきらくごくらく。

現場でぼんやりクロイトトンボかと思ってたけど、アオモンイトトンボですねこりゃ。
160904011.jpg

こちら産卵中のギンヤンマ。
160904012.jpg
大型のヤンマ類は産卵行動もダイナミック。

ノシメトンボのSIDE VIEW。
160904013.jpg
特徴的な翅先の模様がわからんのでこの写真では同定の決め手を欠くのだけど、まあノシメです。

ガラス窓でおやすみアマガエル。
160904014.jpg

今日の手乗り。これは先のやつとは別個体。
160904015.jpg
ウメノキゴケの生えた樹上にいたためか、ちょっと色味や模様がシックなアマガエル君だよ。

クルマバッタモドキ緑色型はいちばん仮面ライダーっぽいと思う直翅目。
160904016.jpg
精悍というか、たたずまいが美しいと思う。

これがトノサマバッタになるとちと貫禄が付きすぎてしまう。
160904017.jpg
岡元次郎さんの入った1号ライダーといえば近いかもしれない。褐色型。

トラマルハナバチの他の追随を許さぬモフリ加減を見よ。
160904018.jpg

野生のマタタビが結実してるのに出くわしてちょっと感激。ええ、にゃんこの好きなアレです。
160904019.jpg
マタタビ科はサルナシやキウイを擁するグループではあるが、マタタビの実自体はさのみ美味しいものでもないと聞く。

ただしこの実はミバエやアブラムシが寄生することで虫こぶとなる。写真参照。
160904020.jpg
ごつごつ変形した実は木天蓼という生薬として珍重されるのだった。
今回はそんな第二形態も観察できたのでたいへん満足。

川底にひそむサワガニ。ここいらのは青い。
160904021.jpg
赤味の原料となる餌がないものと推察さるる。

カジカガエルさんこんにちは。
160904022.jpg
地味なルックスからは想像もできない涼やかな声で歌うよ。余計なお世話ですねすみません。
※ツチガエルではとのご指摘を頂きました。訂正いたします。ももさんありがとうございます! そしてカジカさん人違いでしたごめんなさい!!

160904023.jpg

日本の国鳥に遭遇。
160904024.jpg
山野を歩いてると年に何度かは出会うのだが、いつ見てもなんともいえない鳥だと思う。
まあニワトリの親玉みたいなもんですね。
これでも桃太郎の三つのしもべだし。

田んぼの傍になにか転がっておる。
160904025.jpg
転がってるのでなく生えているので、これはオニフスベというきのこです。
『きのこくーちか』の第1話にも登場した著名なきのこですね。

ひさしぶりのきーのこ人間。
160904026.jpg
いきなり庭や畑にこういうのが現れるので、頭蓋骨とまちがわれ通報の憂き目に遭った事例も伝え聞く。
たたいてみると弾力があって楽しいよ。

160904027.jpg

みんな大好きキバナコスモスのお客さんその1はモンキチョウ。
160904028.jpg
モンキーな蝶ではなく紋黄蝶であることはお察しの通りです。

おなじみセイヨウミツバチ。
160904029.jpg

こちら一見さん。ハラアカヤドリハキリバチっていうのね。
160904030.jpg
仕事は何してんの?
親戚のオオハキリバチさんの巣に寄生する乗っ取り屋だって?
160904031.jpg
どうも物騒でいけねえや。

160904032.jpg

物騒といえばこれからの季節のスズメバチさんたちは本気で物騒ですぜ。
160904033.jpg

ヤブガラシに吸蜜するジャコウアゲハ女子。
160904034.jpg
この後こどもの食草であるウマノスズクサに卵を産みにゆきます。

ヤブガラシのお客その2、モノトーンの装いがダンディなモンキアゲハ氏。
160904035.jpg
モンキー揚羽ではなく(以下同文)。
この人高いところをけっこうな速さで飛ぶんで私の腕ではあまり写し止められないあるよ。
これはわりとうまくいった一枚。カメラさまありがとう。

石の上に何か派手な色彩の人がいますよ。
160904036.jpg

ええ、今年も会えましたナミハンミョウさま。
160904037.jpg
この鞘翅の輝きを見ないことには夏が終われない。
ってことはいよいよ終わりなのかな。

赤い赤い花も咲き始めちゃったし。
160904038.jpg
まだぼちぼちですけどね。本番はもうしばらく後。
160904039.jpg
この昏い花火が土手を埋め尽くす頃、また撮りに来るよ。

160904040.jpg
ああ、来年の夏休みが待ち遠しい。
【2016/09/04 21:13】 | ネイチャー | page top↑
終わる八月、終わらない夏
あのう気がつくともう八月終わるんですけど。まじすか。
160825001.jpg

八月になるとガッコが休みなので毎週の上洛も沙汰やみになる。
いきおい関東地方を出ることなく日々を過ごしていたわけで、すると何だか天気わりいんですよ八月の東京。
160825002.jpg
晴れ間をみてはちょこちょこと近場で撮りためた三十枚をご覧じろ。

ミソハギにやってきたトモンハナバチ。
160825003.jpg
7月に京都で会ったのが初見だったのだが、東京でも会えるとは思いませなんだ。
160825004.jpg
顔が白いのは男の子ですかね。

緑の上のあざやかな橙はナガメ。
160825005.jpg
菜のかめむしで菜亀なんだそうな。他にミジカメもいるのかと思ったよ。
ウソです思ってません。

キオビツチバチが女郎花を訪れております。
160825006.jpg
オミナエシに対してオトコエシという花があるのはなんだか微妙に納得がゆかない。関係ないけど。

桜の枝の上をつくつく言いながら歩き回るツクツクボウシ。
160825007.jpg
歩きツクホである。マナー的にどうなのかは知らない。

キバナコスモスの雄蕊をよいしょと抱え込むムナカタハキリバチが可愛い。
160825008.jpg

160825009.jpg
あざみの仲間のとげとげはジーンズの上から刺さるのだ。
デニムって意外と生地薄いよね…。

アキアカネが色づいてまいりました。
160825010.jpg

オオスカシバ登場。先月紹介したコスカシバの兄貴分ですな。
160825011.jpg

160825012.jpg
イノセントなお子には蜂と間違われがちだが、個人的にはハチドリに近い蛾だと思う。

葉裏に隠れるコフキコガネを日中シンクロで。
160825013.jpg
くろめがちで可愛いこがねむしの仲間。

160825014.jpg
ヒヨドリジョウゴの結実。

ちゃんと翅がお尻まで伸びたカマキリが出るようになると、もう晩夏だなあと思う。
160825015.jpg

160825016.jpg
水は大切に。

オオシオカラトンボの眼は栗色。
160825017.jpg

シシウドの花に襲来中のオオスズメバチ。
160825018.jpg
津田七節先生の写真を見てから可愛いところもあるのだと知ったのだけどまあ普通に怖いです。
あの短くて太い棒がまっすぐに飛んでくると私の中のゴーストが逃げなさいと囁きます。

顔がおおきいうしがえる。
160825019.jpg
おとなになったばかりのプロポーションですわ。
160825020.jpg
こんななりして本当にビビリです。人の気配を察するときゅっと叫んで逃げます。
まあ食用ですしね。

160825021.jpg

お盆を過ぎた頃に出会ったショウリョウバッタ。言うほど精霊馬に似てる気はしない。
160825022.jpg
左に写り込んでるちっさい花はキツネノマゴ。これも晩夏にみる野草じゃのう。

機雷ふうなたたずまいのヤマボウシの実。食べるにはまだ早いかな。
160825023.jpg
もうちょっと熟するとねっとりと甘い果肉が楽しめるぞ。

山手線の内側でルリモンハナバチに会えるとは思わなんだ。
160825024.jpg
完全に油断しており、どうにか写せたのはこの一枚のみ。キバナコスモスが終わる前にリベンジしなければ。

その淡い色彩がどこかノーブルなジャコウアゲハの女子。
160825025.jpg

葉の形が「田」の字に似ているからデンジソウ。
160825026.jpg
デンジイエローとかデンジ犬アイシーとか関係ないです。

日没前の太陽の左側にあらわれた幻日。
160825027.jpg
ビルの上の虹色がそうです。
条件が整えば右側にも出て3つの太陽が揃いぶみすると申します。
左幻日はさしずめ太刀持ちか。

オナガがぎえーぎえー騒いでおりました。
160825028.jpg
なかなかどうして綺麗な色味のカラスの仲間です。

ごはんが貰えると思って近寄って来たカイツブリの幼鳥。
160825029.jpg
水面に浮かぶ楕円形のフォルムが可愛らしい。
鳥まるめ欲をそそる。

かくて2016年の夏が過ぎ去ろうとしております。
160825030.jpg
いやまだだ、まだ終わらんよ。
【2016/08/25 21:39】 | ネイチャー | page top↑
アディオス7月
ご無沙汰しました。7月2回目の更新がまさかの月末。
160730001.jpg

あきる野にcoco先生とご友人をお連れしたり学校の行き帰りに撮ったりとそれなりに活動はしてたんですが。
この業界には盆進行というやつがございましてね。
誰に弁解してるのかわかりませんが。
160730002.jpg

なのでいつもよりちょっと枚数多いです。重たかったらご勘弁を。
160730003.jpg

てなわけでcoco先生にご紹介したモリアオガエル。
160730004.jpg
この地に足を運び始めてかれこれ15年。
こうやって成体はちょくちょく出くわすものの、樹上の卵塊を見たことがない。
なんか不思議だ。

難なく捕獲さるるモリアオさん。
160730005.jpg
結構なトールサイズであることがお判り頂けましょう。
あと吸盤がおっきいよね。

オキナワシリアゲコバチだとハチマスターに教わる。
160730006.jpg
他のハチに寄生する習性がある仲間なのだそうな。
この写真だとちょっとアウトフォーカス気味だが、後脚の形がおもしろい蜂である。

こちらはスジコガネ。
160730007.jpg
なんてことない普通種だがちゃんと撮ってあげればキラキラしてるんだぜ。

リリースされた先程のモリアオだが、水中ではたいへんやる気がない。
160730008.jpg
びろーん。

160730009.jpg
「やる気ねえなあいつ」

おなじみの凶悪な顔はトウキョウヒメハンミョウ。
160730010.jpg
人相は悪いがサイズは1センチ足らずで、これが飛んでると本当にハエにしか見えない。

結局とっとと水から出てしまうモリアオさん。
160730011.jpg
陸に上がった両生類とかそういうキャプションを付けてやりたい。
基本樹上性なんですな。

これも普通種だが出会えると嬉しいゴマダラカミキリ。
160730012.jpg

路上で吸水中のサカハチチョウ夏型。
160730013.jpg
この翅の模様をV字でなく逆八と解釈したあたりが和風だのう。
春型にも逆八模様はあるが、色味がけっこう違うぞ。

これも夏型。葛の葉に止まるキタテハ。
160730014.jpg

民家のアンテナで騒いでた謎の鳥。
160730015.jpg
twitterで投げたところ、イソヒヨドリの幼鳥ではないかとのご指摘を複数受けました。
皆さんありがとうございます。ビバ集合知。

160730016.jpg

160730017.jpg
色づく前のアキアカネっぽいですね。

トノサマガエル。
160730018.jpg
なんだかんだで尻尾が引っ込んでそんなに経ってない亜成体だ。
オトナっぽく見えるのはちょっと背伸びしてんだよ。

160730019.jpg
背伸びしてんじゃねえよけろけろ。

160730020.jpg
なんだか涼しげに流されるアメリカザリガニ。

ちょっと人の上で脱がないで下さいよ。
160730021.jpg

イネ科植物のたぐいにとまられるとウンカのたぐいにしか見えないニイニイゼミ。
160730022.jpg
実際そんなに遠縁でもないしね。

アブラゼミは人間にとまります。
160730023.jpg
っていうかアブラ今年もう3回拾ってる。

オニユリの花で羽化しちゃったアブラゼミ、の抜け殻。
160730024.jpg

すっかりどこでも見られるようになったツマグロヒョウモンは基本的に人を怖がらない。
160730025.jpg
緊張せずに撮れるモデルさんです。

ヤマアカさん半身浴。
160730026.jpg

夏の日を透かすカノコユリ白花。
160730027.jpg

160730028.jpg

フウセンカズラが蒼天に立ち上がる。
160730029.jpg

生垣にやたらと渋い配色の虫がとまっていた。
160730030.jpg
虻や蜂のように透明な翅を持つ、これは蛾の仲間だ。
コスカシバは「小さな透かし羽」。
オオスカシバの親戚のスモールサイズだと思えばよろしい。
なかなか精密な造型じゃありませんか。

街中で見かけるのとちょっと違う風情なのはコシアカツバメ。
160730031.jpg
背中を向くと腰のへんが赤いのでこの名がある。
おうちはトックリバチやどろばちの巣のでっかいやつみたいのを作るよ。

今年はやけにキアゲハに会う。
160730032.jpg
この日記の最初の一枚もそうだもんね。

こちらはアオスジアゲハたち。
160730033.jpg
「若い頃は珍種や希少種に夢中になるが、歳を重ねるにつれ普通種が愛おしくなる」と書いたのは、
今の私よりぜんぜん若い頃の北杜夫である。
身近なものをちゃんと撮ってあげるのが楽しいんだ、おらあ。

160730034.jpg

飛行中のギンヤンマを追い写し。
160730035.jpg
おじさんの腕と機材ではこれが精いっぱいだよクラリス。

焼けた桟橋に影を落とすウチワヤンマ。
160730036.jpg
お尻の先にウチワがありますでしょ。

暑い日に通りかかったらぐでーとなってたツバメの子ら。
160730037.jpg

一週間後に見たらすごく凛々しく育っててびっくり仰天。
160730038.jpg
だけどまだ巣立ちしてねえでやんの。
こんなナリしてかーちゃんに餌運んでもらってんだよ。

160730039.jpg
「しょうがない子らだねえ!」

160730040.jpg
さようなら7月。
うちらにとってのハイシーズンも折り返しを過ぎた感がある。
でもきっと8月はあっちゅー間なんだよ。いつものように。
【2016/07/30 19:29】 | ネイチャー | page top↑
| ホーム | 次ページ